こんにちは
出張パーソナルトレーニングをしている瀧田です
今回は、筋力トレーニングで弱点克服というタイトルで書いていきます。パーソナルトレーニングで、筋トレを始めて苦手だったスキルができるようになるようになったり、安定したと喜ばれます。今回はその辺りについてです。
重力に抵抗する力
筋力トレーニング、いわゆる筋トレが必要だと感じている方は多いです。筋トレして筋力をつける、筋肉量を増やす目的で筋力トレーニングを行うことが多いでしょう。それは正解です。しかし考え方として、もう一つありますし、こちらの方がフィギュアスケートをしている人には重要だと考えています。それは重力に抵抗する力ををつけるということです。
筋トレを始める際の目的は、フギュアスケートのパフォーマンスアップ、怪我の予防の2つが多いと思います。筋肉量を増やすのが目的ではないはずです。筋肉量を増やしせば体重が増えます。これはパフォーマンスアップに繋がるとは言えません。
もっと高く飛べるように、上手く着地ができるように、軸を崩さないようにする為には、重力に抵抗する力をつける方が重要です。私が今までみてきたスケート選手は、この重力に抵抗する力が上手くないこと人が多かったです。サッカーやバスケのように陸の上でやるスポーツをしている選手の方が上手な傾向にあります。これは氷の上で行うスポーツと、陸の上で行うスポーツの違いかもしれません。
競技練習だけでいいのか
筋力や筋肉量といった意味では競技練習だけでも、多少向上するでしょう。しかし重力に抵抗する力は、氷の上だけでは身につくのは難しいです。氷の上はもちろん滑るので、床を押す感覚をつかむのが難しいです。陸で滑る要素を一旦切り離して覚えるのがいいです。
筋力トレーニングを通じて、重力に抵抗する力を身に付けることは、フィギュアスケートのパフォーマンス向上に大きく役立つと考えています。
怪我のリスクを減らす
重力に抵抗する力なら氷の上でもできるかもしれませんが、怪我のリスクを無闇に上げてしまいます。氷の上で飛びまくって力をつけるより、陸の上で飛びまくって力をつける方がリスクは低いです。
なにより筋力トレーニングを行うメリットの第一は怪我のリスクを減らせることです。私はバスケットボールを学生時代にやっていましたが、バスケの練習だけで、ジャンプ力を上げようと思うとリスクが高いです。トレーニングと併用することでリスクを下げられます。
成長と筋力のバランス
成長期で身長が伸び始めると、身体のサイズに対しての筋力が足りなくなっていきます。これにつまずいている方も少なくないでしょう。身体のサイズの変化に合わせて、筋力、重力に抵抗する力と両方向上させることが、怪我予防、パフォーマンスアップに繋がります。
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