成長を助けるトレーニング「運動発達の4段階」

こんにちは

パーソナルトレーナーの瀧田です。

成長を助けるトレーニング

私は成人のパーソナルトレーニングに関しては機能に重きを置いて提供していますが、子供は成長に重きを置いています。それは幼児から小学生高学年までの期間(ゴールデンエイジ)を経て神経系の殆どをここで発達させます。簡単に言えばこの時期に身体の使い方を覚えるます。

この時期に単調なトレーニングや単調な競技練習を繰り返しては、多様性が失われる可能性が高いです将来、怪我に悩んだり、新しいスキルを身につけるのに時間がかかったりする可能性があります。幼児から小学生の間は、なるべくたくさんのパターンの動作を経験することが重要です。

子供の運動発達

子供の運動機能の発達は4段階に分けられます。最初は反射から始まります。簡単に言えば脳が関わらない運動です。次に脳が関わる左右対称性の運動になり、目的を持った運動ができるようになり、最後は自動化することができます。

簡単に言えば、歩くという動作は、最初から出来ません。仰向け、うつ伏せの姿勢で身体の筋肉の使い方を粗方覚えて、ハイハイをして股関節や肩、背骨の使い方を覚えます。そして最終的に歩くという運動ができます。

歩く動作が自動化されることで、他のことを考えながら歩くことができます。おもちゃを取りに行く、面白いものを見つけた時に、歩くという事を考えていませんよね。

今回は歩くという運動を例にしましたが、これが自転車や一輪車の乗り物を始め、平均台を渡ったり雲梯をぶら下がりながら移動したり、たくさんの動作を覚えて自動化していくことが重要です。

長くなりましたが簡単にまとめると、広く浅くたくさんの運動に触れることが成長を助け、将来の幅を広げることになります。

 

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