多様性(ダイバーシティ)とトレーニング

こんにちは

パーソナルトレーナーの瀧田です。

多様性(ダイバーシティ)とトレーニング

今回は難しそうな話ですが、そうでもないです。以前「100種類のトレーニング」というブログ記事を書きましたところ、質問を頂いたので、100種類のトレーニングの続きのお話になります。もしご覧になられてなかったら短い文なので、合わせてどうぞ。

とにかく多くの種類をやればいい?

100種類以上のトレーニングをしたという話だったので、とにかく沢山のトレーニングをすればいいんだ!と思われた方もいらっしゃったかと思います。

しかしちょっと違います。タイトルにあげた多様性が重要になります。

多様性(たようせい)とは、幅広く性質の異なる群が存在すること。 性質に類似のある群が形成される点が特徴で、単純に「いろいろある」こととは異なる。wikipedia引用

これを見ると急に難しくなった気がしますが、重要なのは”単純に「いろいろある」こととは異なる。”というところです。

類似性のあるトレーニング

分かりやすい例として「スクワット」という種目があります。いつもスクワットで、すみません。。画像がこれしかなかったので。。

下半身を中心とした全身の筋力を鍛えるのに行います。なので、ほぼ全ての人に必要なトレーニングです。

画像にあるフォームは一例ですが、他に様々なパターンがあります。足の幅や手の位置、ダンベル、バーベルを持つ位置、どうやって握るかでも変わります。これはスクワットと類似するトレーニングで、どれも利点があり、その人に合わせて必要なやり方を選ぶのがいいです。

同一のパターンでのみ行うトレーニングでは得られる効果が限定的になります。

これは「100種類のトレーニング」で書いたことと同じですね。

怪我のリスク回避

以前「単調なトレーニングは怪我を招く」というブログ記事にも書きましたが、単調になると怪我のリスクが増します。単調にならない為にも多様性が大事になります。

パターンをたくさん覚える

神経可逆性という考え方があります。トレーニングの原理原則にも可逆性があります。幼児期から小学生までは1パターンを極めるのでなく、多くのパターンを覚えるのを優先すべきです。しかし全く違う運動動作を同時にたくさん覚えるのは難しいので、類似している、似ている運動動作でパターンを増やすのがオススメです。

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